
マフラーは、冬のコーディネートに欠かせないアイテムです。
ところが、いざ巻いてみると「なんとなく決まらない」「首元だけ大きく見える」「おしゃれな人と同じように巻いているはずなのに違う」と感じることはないでしょうか。
実はマフラーは、巻き方だけでなく、長さや厚み、合わせるアウターによっても印象が大きく変わります。
この記事では、メンズファッションを長年扱ってきたセレクトショップ VDS BIRDS EYEが、基本から応用まで7種類の巻き方と、大人の着こなしに取り入れるコツを解説します。
難しい巻き方をたくさん覚える必要はありません。まずは自分の服装に合う巻き方を見つけることから始めましょう。
この記事でわかること
- マフラーがうまく決まらない原因
- 初心者でも取り入れやすい基本の巻き方4種類
- コーディネートに変化をつける応用の巻き方3種類
- アウター別のマフラーの合わせ方
- 長さ・素材・色の選び方とお手入れ方法
マフラーが「決まらない」と感じる3つの原因
マフラーを巻いて鏡を見たとき、どこか違和感がある。
そんな場合、巻き方が間違っているとは限りません。
マフラーそのもののボリュームや結び目の位置、長さなどが、服装とうまく合っていない可能性もあります。
まずは、よくある3つの原因を見ていきましょう。
巻きのボリュームとアウターの厚みが合っていない
マフラーを巻いたときの印象を大きく左右するのが、首元のボリュームです。
たとえば、厚手のダウンジャケットに極端に太いマフラーを何重にも巻くと、首から肩にかけてボリュームが集中し、上半身が大きく見えることがあります。
反対に、ボリュームのあるコートに細すぎるマフラーを合わせると、首元だけが物足りなく見えることもあります。
もちろん、厚手のアウターに厚手のマフラーを合わせてはいけないわけではありません。
大切なのは、アウターとマフラーを別々に考えず、ひとつのシルエットとして見ることです。
ダウンジャケットなら薄手のマフラーをコンパクトに巻く。シンプルなウールコートなら、少しボリュームのある巻き方でアクセントを作る。
このように調整するだけでも、全体の印象は変わります。
💡 ポイント
マフラー単体ではなく、アウターを着た状態で鏡を見ること。首元にボリュームが集中しすぎていないか確認しましょう。
結び目の位置が高すぎる・低すぎる
同じ巻き方でも、結び目の位置によって印象が変わります。
首のすぐ下で強く締めるとコンパクトになりますが、厚手のマフラーでは顔まわりが窮屈に見える場合があります。
反対に、結び目を低くしすぎると胸元に余分なたるみが生まれ、だらしなく見えることもあります。
最初は首元に指が無理なく入る程度のゆとりを残し、鏡を見ながら少しずつ調整してみてください。
タートルネックを着ている場合と、クルーネックのニットを着ている場合でも、ちょうどよい位置は変わります。
また、防寒のためにしっかり巻く場合でも、首を圧迫するほど締める必要はありません。
長さ・幅がそもそも自分に合っていない
巻き方を変えても、どうしてもうまくまとまらない。
そんな場合は、マフラーのサイズが原因かもしれません。
短いマフラーでは、ミラノ巻きなど複数回生地を通す巻き方が難しくなります。
反対に、長くて厚みのあるマフラーは、簡単なワンループでも首元に大きなボリュームが出ることがあります。
幅も重要です。
幅広のマフラーは首元に立体感を作りやすい一方、何重にも折りたたむと厚くなりすぎることがあります。
マフラーを選ぶときは、色や柄だけでなく、普段どのように巻きたいのかまで考えてみると失敗を減らせます。
まず覚えたい基本の巻き方4つ
マフラーにはさまざまな巻き方がありますが、最初から難しいものを覚える必要はありません。
ここでは、普段着からビジネススタイルまで使いやすい4種類を紹介します。
まずはこの中から、自分が普段着るアウターに合うものをひとつ見つけてみましょう。
ワンループ|最も簡単で失敗しにくい定番の巻き方

ワンループは、マフラーを半分に折り、できた輪に反対側の端を通す巻き方です。
手順が簡単で形も整えやすく、初めてマフラーを使う方にもおすすめです。
巻き方の手順
- マフラーを長さが半分になるように折る。
- 折った状態で首にかける。
- 輪になった部分へ反対側の2本の端を通す。
- 首元の締まり具合を調整して完成。
左右が大きく崩れにくいため、通勤時のチェスターコートやステンカラーコートにも合わせやすい巻き方です。
また、首元を比較的コンパクトにまとめられるので、ボリュームのあるアウターとも組み合わせやすいでしょう。
ただし、厚手で短いマフラーの場合は、半分に折ると端を通しにくいことがあります。
その場合は無理にワンループにせず、別の巻き方を試してみてください。
垂らすだけ|きれいめなコートに合うシンプルな使い方

マフラーを首にかけ、左右の端を前に垂らすだけ。
厳密には巻くというより、肩からかけるスタイルです。
最もシンプルですが、マフラーの色や素材感を活かしやすい方法でもあります。
合わせ方の手順
- マフラーを広げるか、好みの幅に折る。
- 首の後ろにかける。
- 左右の長さを揃える、または少し差をつける。
- コートの襟元に沿わせて形を整える。
チェスターコートやロングコートなど、縦のラインを活かしたい服装と相性のよいスタイルです。
首元に結び目を作らないため、マフラーの生地そのものを見せることができます。
コートの内側に垂らせば落ち着いた印象に、外側に垂らせばマフラーの存在感が強くなります。
ただし、首を覆わないため防寒性は巻くスタイルより控えめです。風が強い日などは別の巻き方を選びましょう。
ミラノ巻き|首元に立体感を作る人気の巻き方

ミラノ巻きは、首元に編み込んだような立体感が生まれる巻き方です。
ワンループより少し手順が増えますが、慣れると短時間で形を整えられます。
シンプルなコートやニットにアクセントを加えたいときにも向いています。
巻き方の手順
① マフラーを首にかけ、左右の長さを少しずらします。
② 長い方の端を首に一周させます。
③ 首元のボリュームを整えます。
④ 両端を肩の後ろへ垂らして完成です。
首元をきつく締めすぎず、少しゆとりを残すと自然な仕上がりになります。
複数の生地が重なるため、首元に自然なボリュームが生まれます。
薄手から中厚手のマフラーで試すと、比較的形を作りやすいでしょう。
厚手のローゲージマフラーではボリュームが出すぎる場合があるため、アウターとのバランスを確認してください。
バック巻き|首元を暖かく包み、後ろ姿にもアクセントを

バック巻きは、マフラーを首に一周させ、前で軽く結んだ両端を後ろへ回す巻き方です。
首元にほどよいボリュームを作りながら、マフラーの端が前に垂れないため、すっきりとした印象に仕上がります。
ダウンジャケットやブルゾンなど、カジュアルなアウターとの相性もよく、街歩きにも取り入れやすいスタイルです。
巻き方の手順
- マフラーを首に一周させ、両端を前に垂らします。
- 前に垂れた両端を軽く交差させ、ひと結びします。
- 結び目を首の後ろへ回します。
- 首元のボリュームを整えたら完成です。
結び目をきつく締めすぎず、少しゆとりを残すと自然な仕上がりになります。
💡 ポイント
バック巻きは後ろにマフラーの端がくるため、リュックを背負うときや、椅子の背もたれに寄りかかるときは、引っ掛かりやずれに注意しましょう。
慣れてきたら試したい応用の巻き方3つ
ワンループやミラノ巻きなど、基本の巻き方に慣れてきたら、少し違う形にも挑戦してみましょう。
同じマフラーでも、結び方を変えるだけで首元の印象は大きく変わります。
ここでは、きれいめなコートに合わせやすいものから、少し凝った結び目を楽しめるものまで、3種類の巻き方を紹介します。
アスコット巻き|上品な印象に仕上げたいとき

アスコット巻きは、マフラーを前で交差させ、片側を上に重ねるように整える巻き方です。
ネクタイのアスコットタイを思わせる形が特徴で、チェスターコートやステンカラーコートなど、きれいめなアウターと相性がよいスタイルです。
首元に大きなボリュームを作るというよりも、マフラーの生地をきれいに見せる巻き方と考えるとわかりやすいでしょう。
巻き方の手順
- マフラーを首にかけ、左右の長さをほぼ揃える。
- 胸元で左右の端を交差させる。
- 上側になった端を、交差部分の下からくぐらせて前へ出す。
- 前に出した端を広げ、もう片方の端に重ねる。
- 結び目を軽く整えて完成。
柔らかく落ち感のあるウールやカシミヤ混のマフラーなら、比較的自然な形を作りやすくなります。
反対に、厚手で硬いマフラーでは結び目が大きくなりやすいため、薄手から中厚手のものがおすすめです。
また、コートのボタンを開けてマフラーを見せれば、縦のラインを活かした着こなしにもなります。
きれいめな服装に少し変化をつけたいとき、覚えておくと便利な巻き方です。
ニューヨーク巻き|シンプルなのに表情がある

ニューヨーク巻きは、マフラーを首に一周させ、前で軽く結ぶ巻き方です。
複雑な編み込みを必要とせず、ほどよいボリュームと自然な立体感を作れるのが特徴です。
ワンループよりもラフな雰囲気に仕上げたいときにも向いています。
巻き方の手順
- マフラーを片側が少し長くなるように首にかける。
- 長い方を首に一周巻く。
- 前に垂れた左右の端を交差させ、一度結ぶ。
- 結び目を少し緩め、自然な形に整える。
首元に一周分の生地が重なるため、垂らすだけのスタイルよりも首まわりを覆いやすくなります。
また、結び目の位置によって印象を変えられるのも特徴です。
少し低めに結べばリラックスした雰囲気に。首元に近づければ、よりコンパクトで防寒を意識したスタイルになります。
ウールコートだけでなく、ブルゾンやミリタリーアウターなど、さまざまな服装に取り入れやすい巻き方です。
ただし、厚手のマフラーでは結び目が大きくなりすぎることもあるため、全体のボリュームを確認しましょう。
ポットホルダー巻き|編み込んだような結び目が特徴

ポットホルダー巻きは、輪をひねってマフラーの端を通すことで、編み込んだような結び目を作る巻き方です。
一見すると複雑ですが、基本となる動作はワンループと似ています。
首元に特徴的な表情が生まれるため、無地のマフラーでも十分なアクセントになります。
巻き方の手順
- マフラーを長さが半分になるように折り、首にかける。
- 輪になった部分へ、片方の端だけを通す。
- 輪の部分を半回転させ、もうひとつの通し口を作る。
- 残った端を新しくできた輪へ通す。
- 左右の端を軽く引き、結び目を整えて完成。
この巻き方は、ある程度の長さがあるマフラーの方が形を作りやすくなります。
また、生地が何重にも重なるため、厚手すぎないマフラーを選ぶと結び目がすっきりまとまります。
シンプルなチェスターコートやステンカラーコートに合わせれば、首元を主役にしたスタイリングも楽しめます。
ただし、結び目そのものに存在感があるため、柄の強いアウターやボリュームの大きな襟と合わせる場合は、少し控えめに整えるとよいでしょう。
💡 ポイント
応用の巻き方は、複雑なほどおしゃれというわけではありません。
きれいめならアスコット巻き、自然な立体感ならニューヨーク巻き、結び目をアクセントにしたいならポットホルダー巻き。
普段の服装に合わせて使い分けることが大切です。
アウター別・失敗しないマフラーの合わせ方
巻き方を覚えたら、次はアウターとの組み合わせです。
マフラーは首元の小物ですが、アウターの印象を変える力があります。
同じマフラーでも、ミリタリージャケットに合わせるのか、レザージャケットに合わせるのかによって、見せ方は変わってきます。
ここでは、メンズファッションで取り入れやすい3つの組み合わせを紹介します。
ミリタリーアウター(N-3B・モッズコート)×太番手のマフラー

N-3Bやモッズコートなどのミリタリーアウターは、無骨なディテールや存在感のあるシルエットが魅力です。
そこへ太番手のマフラーを合わせると、冬らしい素材感が加わり、ミリタリーアウターの雰囲気をさらに引き立てられます。
特にカーキやオリーブのアウターには、チャコールグレー、ブラック、生成りなどのマフラーが合わせやすいでしょう。
ただし、ここで意識したいのが首元のボリュームです。
N-3Bのようにフードや襟元に厚みのあるアウターへ、さらに太いマフラーを何重にも巻くと、顔まわりが大きく見えることがあります。
そんな場合は、ワンループなど比較的コンパクトにまとまる巻き方を選ぶのがおすすめです。
一方、モッズコートは前を開けて着ることも多いため、マフラーを少し長めに垂らし、縦のラインを作る着こなしも楽しめます。
また、ミリタリーアウターの無骨さを少し和らげたいなら、柔らかな素材感のマフラーを合わせる方法もあります。
太番手のニットマフラーだけでなく、滑らかなウール素材を合わせることで、少し大人っぽい雰囲気にも仕上がります。
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レザージャケット×薄手のストール

レザージャケットは、それ自体に強い存在感があるアイテムです。
そのため、マフラーを合わせる場合は、素材の厚みや首元の見せ方を意識するとバランスが取りやすくなります。
たとえば、ブラックのライダースジャケットに厚手のニットマフラーを大きく巻くと、レザーの襟元が隠れ、全体が重たい印象になることがあります。
そんなときは、薄手のウールストールや柔らかなマフラーを合わせてみましょう。
レザーの硬質な質感と、ストールの柔らかな表情に違いが生まれ、スタイリングに奥行きが出ます。
黒のレザージャケットにチャコールグレーのストールを合わせれば、色数を増やさず落ち着いた印象に。
反対に、ボルドーや深いグリーンなどを取り入れれば、シンプルなレザースタイルのアクセントにもなります。
巻き方は、垂らすだけのスタイルや、首元に軽く一周させる方法がおすすめです。
ライダースジャケットの場合は、襟の形を活かすようにマフラーを整えると、レザー本来のデザインも楽しめます。
また、薄手のストールは室内で外したときにもかさばりにくく、持ち運びやすいというメリットがあります。
ニットやスウェットに直接巻くとき

マフラーは、コートやジャケットを着るときだけのものではありません。
厚手のニットやスウェットに直接巻くことで、冬らしいレイヤードスタイルを楽しむこともできます。
たとえば、シンプルなクルーネックニットにマフラーを一周巻けば、首元に自然なアクセントが生まれます。
ニットとマフラーを同系色でまとめれば落ち着いた印象に、異なる色を組み合わせればコーディネートにメリハリが生まれます。
スウェットの場合は、少しざっくりした素材感のマフラーを合わせると、カジュアルな雰囲気になじみやすいでしょう。
また、ニット帽と一緒に使う場合は、顔まわりのボリュームにも注意したいところです。
厚手のニット帽に太いマフラーを合わせるなら、色を近づける。柄のあるマフラーを主役にするなら、ニット帽はシンプルにする。
こうした調整で、複数の小物を使ってもまとまりやすくなります。
特に大人のカジュアルスタイルでは、小物をすべて目立たせるよりも、どこかひとつにアクセントを作ると自然にまとまります。
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大人が選ぶならここを見る|マフラーの選び方

マフラーは巻き方によって印象が変わりますが、そもそもどんなマフラーを選ぶかも大切です。
デザインが気に入って購入したものの、いざ使ってみると長すぎたり、厚みがありすぎたりして、思うように巻けなかった経験はないでしょうか。
ここでは、長さ・素材・色・機能性の4つの視点から、大人の男性がマフラーを選ぶときに確認したいポイントを紹介します。
長さは170〜190cmが基本。巻き方で必要な長さが変わる
メンズマフラーの長さに厳密な正解はありませんが、170〜190cm前後はさまざまな巻き方を楽しみやすい目安です。
ただし、身長や体格、マフラーの厚み、フリンジを含むかどうかによっても、使いやすい長さは変わります。
| 長さの目安 | 向いている使い方 |
|---|---|
| 150〜170cm前後 | シンプルな巻き方、コンパクトな首元 |
| 170〜190cm前後 | ワンループ、一周巻き、基本的な巻き方 |
| 190cm以上 | 長く垂らすスタイル、複雑な巻き方 |
たとえば、ワンループなら比較的短めのマフラーでも形を作れますが、ミラノ巻きやニューヨーク巻きなど、生地を何度か重ねる巻き方では、ある程度の長さが必要になる場合があります。
一方、長ければ必ず使いやすいというわけでもありません。
厚手で長いマフラーは首元に生地が集中し、思った以上にボリュームが出ることがあります。
また、マフラーの幅も見逃せないポイントです。
幅が広いものは首元を大きく覆えますが、何重にも折りたたむと厚みが増します。反対に、幅が狭いものはコンパクトにまとまりやすいものの、巻き方によってはボリュームが物足りなく感じることもあります。
購入前に、普段どんなアウターを着るのか、どの巻き方を使いたいのかを考えてみましょう。
素材で印象が変わる|ウール・カシミヤ混・ナイロン系
マフラーは素材によって、暖かさだけでなく、見た目の印象や使い心地も変わります。
同じグレーのマフラーでも、ざっくり編まれたウールと、滑らかなカシミヤ混、軽量なナイロン系では、まったく違う表情になります。
ウール|冬らしい素材感を楽しめる定番
ウールは、冬のマフラーで広く使われている素材です。
ざっくりしたローゲージのニットマフラーならカジュアルな印象に。細い糸で滑らかに仕上げられたものなら、ウールコートにも合わせやすい上品な雰囲気になります。
保温性や吸放湿性に優れる一方、毛質や加工によっては肌にチクチクした感触が出ることもあります。
首元に直接触れるアイテムなので、可能であれば実際の肌触りも確認して選びたいところです。
カシミヤ混|柔らかな風合いと落ち着いた表情
カシミヤを混紡したマフラーは、柔らかな風合いや滑らかな表情が魅力です。
特にチェスターコートやステンカラーコートなど、きれいめなアウターと組み合わせると、素材感の違いを楽しめます。
ただし、カシミヤ混といっても混率や生地の作りはさまざまです。
カシミヤが入っているという理由だけで、すべての製品が同じ肌触りや保温性になるわけではありません。
素材表示だけでなく、厚みや織り方、実際の風合いにも注目してみましょう。
ナイロン系|軽さや機能性を重視した選択肢
ナイロンなどの化学繊維を使用したマフラーには、ウールとは異なる軽快な表情があります。
製品によっては軽量性や収納性を重視したものもあり、旅行や持ち運びにも便利です。
スポーティーなアウターやテック系のファッションにも取り入れやすく、冬の小物選びに変化をつけられます。
ただし、ナイロン素材だから必ず暖かい、あるいは水に強いというわけではありません。
中綿の有無や生地の構造、加工によって性能が変わるため、製品ごとの特徴を確認することが大切です。
色は黒・グレー・濃紺から入ると失敗しにくい
初めてマフラーを購入するなら、黒・グレー・濃紺などの落ち着いた色から選ぶと、手持ちの服装に合わせやすくなります。
特に冬のメンズファッションでは、アウターそのものが黒やネイビー、オリーブなどの落ち着いた色になることも多いため、マフラーを同系色でまとめると自然な印象になります。
ブラック
コーディネート全体を引き締めやすい色です。
グレーやベージュのコートに合わせると、首元にメリハリが生まれます。
グレー
黒やネイビーのアウターにも合わせやすく、ブラックほど強い印象にならないのが特徴です。
ライトグレーなら軽やかに、チャコールグレーなら落ち着いた雰囲気になります。
ネイビー
上品で落ち着いた印象を作りやすい色です。
ブラックのアウターに濃紺を合わせるなど、近い色同士で微妙な変化をつける着こなしにも向いています。
もちろん、明るい色や柄物を選んでも問題ありません。
たとえば、ブラックのコートに赤やオレンジのマフラーを合わせれば、冬のコーディネートにアクセントが生まれます。
また、チェック柄のマフラーなら、無地のアウターに自然な変化を加えられます。
大切なのは、マフラーだけを見て色を決めるのではなく、普段着ているアウターやパンツ、靴との組み合わせを考えることです。
💡 ポイント
迷ったときは、手持ちの中で最も着る機会の多いアウターを基準にマフラーを選んでみてください。
その一着に自然に合わせられるマフラーなら、購入後も出番が増えやすくなります。
リバーシブルは1本で2通り使える
マフラーの中には、表と裏で異なる色や柄を楽しめるリバーシブル仕様のものもあります。
たとえば、表がブラックで裏がグレーなら、落ち着いた服装に合わせたい日はブラックを中心に。少し柔らかな印象にしたい日はグレーを見せる、といった使い分けができます。
また、巻いたときに裏側の色が少し見えることで、単色のマフラーにはない立体感が生まれる場合もあります。
ただし、リバーシブル仕様なら何でも使いやすいというわけではありません。
表裏の色の組み合わせや厚み、肌触りによっても使い勝手は変わります。
普段の服装に合う色が使われているか、どちらの面を表にしても自然に見えるかを確認して選びましょう。
長く使うためのマフラーのお手入れ

お気に入りのマフラーは、できるだけ長く使いたいものです。
特にウールやカシミヤ混などの素材は、日常の扱い方によって風合いが変わることがあります。
ただし、素材や編み方、加工によって適切なお手入れ方法は異なります。
まずは洗濯表示やメーカーの案内を確認したうえで、無理のないケアを心がけましょう。
毎回洗わない。陰干しとブラッシングを基本に
ウールなどのマフラーは、着用するたびに洗濯する必要がない場合も多くあります。
使用後は風通しのよい場所で湿気を逃がし、必要に応じて衣類用ブラシで表面のほこりを落とすとよいでしょう。
ブラッシングをする場合は、生地を強くこすらず、毛並みに沿って優しく行うことが大切です。
ただし、繊細な編み地や特殊な加工が施されたマフラーなど、ブラッシングに適さない製品もあります。
また、汗や皮脂、食べこぼしなどが付着した場合は、陰干しだけでは十分に汚れを落とせません。
汚れの状態に応じて、適切な洗濯やクリーニングを検討しましょう。
マフラーは顔や首に直接触れることも多いため、見た目がきれいでも汚れが蓄積している場合があります。
着用頻度や汚れの状態を見ながら、適切にお手入れすることが大切です。
洗う場合は必ず洗濯表示を確認する
マフラーを洗う前に、必ず確認しておきたいのが洗濯表示です。
同じウール素材でも、家庭で洗えるものと、家庭洗濯を避けるべきものがあります。
家庭洗濯が可能な場合でも、水温や洗剤、脱水方法によって縮みや型崩れが起こることがあります。
特にウールやカシミヤなどの動物繊維は、洗濯時の摩擦や温度変化によってフェルト化し、縮んでしまう場合があります。
また、ナイロンなどの化学繊維を使ったマフラーも、すべてが洗濯機で洗えるわけではありません。
中綿入りの製品や複数の素材を組み合わせたもの、特殊な加工が施されたものは、製品ごとの注意事項を確認しましょう。
洗濯表示で家庭洗濯が禁止されている場合は、無理に自宅で洗わず、専門のクリーニング店へ相談することをおすすめします。
シーズン後の保管|たたんで、防虫剤は直接触れさせない
冬が終わったら、マフラーは汚れや湿気を残さない状態で保管しましょう。
長期間ハンガーにかけたままにすると、素材や重さによっては伸びたり、形が崩れたりすることがあります。
基本的には、無理のない形にたたんで保管するとよいでしょう。
また、ウールやカシミヤなどの動物繊維は、衣類害虫による虫食いにも注意が必要です。
防虫剤を使用する場合は、製品の使用方法を確認し、衣類に直接触れさせないよう指定されているものは、その指示に従ってください。
異なる種類の防虫剤を併用すると、組み合わせによっては衣類に影響が出ることもあるため、注意が必要です。
収納場所の湿気にも気を配り、できるだけ清潔で乾燥した状態を保ちましょう。
次の冬に取り出したとき、気持ちよく使える状態にしておくことが大切です。
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マフラーの巻き方に関するよくある質問
ここまで基本から応用までの巻き方と、マフラーの選び方を紹介してきました。
最後に、実際にマフラーを使うときによく迷うポイントをまとめます。
40代・50代の男性におすすめの巻き方は?
年齢によって巻き方を制限する必要はありません。
落ち着いた雰囲気にしたいなら、ワンループや垂らすだけのスタイルから試すと取り入れやすいでしょう。
ミラノ巻きなど、首元に立体感を作る巻き方も、マフラーの厚みやアウターとのバランスを調整すれば、大人の服装になじみます。
大切なのは、年齢よりも普段の服装との相性です。
短いマフラーでもおしゃれに巻けますか?
もちろん問題ありません。
短いマフラーは複雑な巻き方には向かない場合がありますが、ワンループなどのシンプルな巻き方でコンパクトにまとめられます。
ただし、ワンループでも十分な長さが必要になるため、極端に短い場合は首にかけるだけのスタイルや、短いマフラーに適した結び方を選びましょう。
無理に長いマフラーと同じ巻き方をするより、長さに合った使い方を選ぶ方が自然です。
ダウンジャケットにはどんな巻き方が合いますか?
ダウンジャケットは、もともと首元や肩まわりにボリュームがあるため、ワンループなど比較的コンパクトな巻き方が合わせやすいでしょう。
ただし、ダウンの形や襟の高さによっても変わります。
厚手のマフラーを合わせる場合は、首元にボリュームが集中しすぎないか確認してみてください。
また、フード付きのダウンジャケットなら、フードとマフラーが重なったときの見え方にも注意したいところです。
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この記事のポイント
- マフラーの巻き方は、長さや厚みによって向き不向きがある
- 初心者ならワンループから覚えると取り入れやすい
- きれいめなコートには垂らすだけのスタイルもおすすめ
- ミラノ巻きやポットホルダー巻きは首元に立体感を作れる
- アウターとマフラーのボリュームを合わせることが大切
- 長さ170〜190cm前後は幅広い巻き方を試しやすい目安
- 素材や色は普段着るアウターを基準に選ぶ
- お手入れは洗濯表示を優先し、素材に合った方法で行う
まとめ|自分に合う巻き方をひとつ見つけよう

マフラーにはさまざまな巻き方がありますが、すべてを覚える必要はありません。
大切なのは、普段の服装やマフラーの素材に合った巻き方を選ぶことです。
まずはワンループや垂らすだけのスタイルから始め、慣れてきたらミラノ巻きやニューヨーク巻きなどを試してみてください。
同じマフラーでも、巻き方を変えるだけでコーディネートの印象は変わります。
また、巻き方がうまく決まらないときは、マフラーの長さや厚みを見直してみることも大切です。
セレクトショップとしてさまざまな服を扱ってきた中でも、マフラーは冬の着こなしを大きく変えられるアイテムだと感じています。
高価なマフラーや複雑な巻き方が、必ずしもおしゃれに見えるわけではありません。
自分の服装に自然になじみ、無理なく使える一本を見つけることが、長く楽しむための近道です。
VDS BIRDS EYEでは、素材やデザイン、普段の服装との合わせやすさにも注目して、マフラーやストールをセレクトしています。
冬のコーディネートに何かひとつ変化を加えたいときにも、ぜひ取り入れてみてください。
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